みなさんこんにちは。
今回は「心臓のはたらき」の続きです。
運動をすると、心臓はどうなるのでしょうか?
運動をすると、筋肉は多くのエネルギーを必要とします。エネルギーを作るためには、酸素と栄養素が必要になるため、心臓は拍動を速め、1分間に送り出す血液の量を増やします。
こうして、筋肉に酸素や栄養素をより多く届けられるようにしているのです。
つまり、心臓は血液を送り出すポンプとして、運動中は仕事量を増やしているのです。
それでは、運動をすると血圧はどう変化するのでしょうか?
血圧には、上の血圧(収縮期血圧)と下の血圧(拡張期血圧)があります。
運動中は、心臓が血液をより多く送り出すため、一般的に上の血圧は上昇します。
一方、下の血圧は、あまり変化しないか、少し低下することが多いです。
これは、運動している筋肉の血管が広がり、血液が流れやすくなるためです。
つまり、心臓が血液を送り出す量を増やす一方で、筋肉の血管が広がって血液の流れを助けているのです。
この2つの働きが連携することで、血圧の過度な上昇を抑えながら、活動している筋肉に効率よく血液を届けています。
ただし、例外もあります。
重いバーベルを持ち上げるなど、強い力を入れながら息を止めると、血圧が急激に上昇することがあります。筋力トレーニングでは、息を止めずに呼吸を続けることが大切です。
また、運動後には、筋肉の血管が広がった状態がしばらく続くことがあります。そのため、運動前よりも血圧が低くなる場合があります。
この現象は「運動後低血圧」と呼ばれます。
継続的な運動は、こうした体の働きを通じて、長期的な血圧管理にも役立ちます。
運動は筋肉を鍛えるだけでなく、心臓や血管の健康を守るためにも大切なのですね。







